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国際結婚の事務手続き 一般論

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国際結婚の大変さ。どんなイメージがありますか?

 

言葉、文化、風習といったバックグランドの違いで大変。

親や親戚、友人などとの人間関係。

 

育ってきた環境が違いすぎるので、当然、日本人同士との結婚以上に大変です

実は、国際結婚の離婚率は約5割もあります。このことからも想像がつくと思います。

 

 今回はそうしたことではなく、事務的な部分に焦点を当てて解説します。

 

日本人同士の結婚

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日本ではもっともポピュラーな結婚手続きですね。

本籍地のある役場で結婚する場合、身分証明書とハンコがあれば婚姻届提出で結婚手続きは完了です。

 

手続き上、ちょっと悩むとすれば本籍地のある役場以外に出す場合くらいですね。

 

本籍地以外で婚姻届を提出する場合、戸籍謄本が必要です。

戸籍謄本は本籍地でしか取れませんので、本籍地にしている役場から戸籍謄本を貰わないといけません。役場に行くか、郵送請求をするかになります。

 

国際結婚の場合

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国際結婚の場合、日本で婚姻手続きを出すだけでは完了しません。お相手の外国人側の国に対しても手続きをしないとならないんですね。

お互いの国で結婚が成立して、ようやく国際結婚の手続き完了となります。

 

また、結婚相手の国籍によって、お互いの居住国、手続き開始する国によって手続きの煩雑さが変わります。

 

ちょっと挙げてみますね。

 

ケース① 国際結婚の簡単な例

お二人とも日本在住とします。

 

まず、日本にある在日大使館/領事館に行って、外国人側の書類を用意します。

 

次に、日本の市区町村役場で先ほどの外国人側の書類を添えて婚姻届を提出(国籍によっては受理されるまで数日~数週間かかります)。

そして、婚姻届受理証明書を貰う。

 

最後に、在日大使館/領事館に婚姻受理証明書を添えて結婚手続きをする。

 

 

これで完了です。

 

外国人側の書類は国籍によって変わってくるのですが、必ず必要となる書類があります。

それが、独身証明書/婚姻要件具備証明書という書類なのですが、その人が「その国の法律上、結婚可能」ということを証明する書類となります。

独身であることは勿論ですが、結婚可能な年齢に達していること、再婚禁止期間が過ぎていることを証明する書類です。

 

 ケース② 国際結婚の大変な例

お互いが自分の国に住んでいて、遠距離恋愛状態としましょう。

そして、外国から結婚手続きすることにします。

(基本的にどちらの国からも結婚手続きを開始できますが、例えばビザが出ないなどで相手国に行けない場合など、選択肢がない場合があります)

 

まず、日本で日本人側の書類を集めます。

・日本人の戸籍謄本を入手

・外務省でアポスティーユ認証※

 

次に、相手国側で結婚手続きをします。

・日本大使館/領事館で婚姻要件具備証明書を入手

・日本人側の書類を全て相手国の言語に翻訳

・相手国側の書類を入手

・全ての書類を相手国の役場で認証

・全ての書類を添えて役場で結婚手続きの申請

・申請後、約2か月の待期期間

・事務的な結婚式を挙げる(国によっては結婚式が必須!)

・婚姻証明書を入手

 

最後に、日本側への結婚手続きをします。

・婚姻証明書の認証

・日本大使館/領事館で婚姻届の提出

 

 かなり大変な例を挙げましたが、ここまでしてようやく国際結婚が完了します(長い…)。

 

手順をお伝えする中で「書類」と一括りにしましたが、提出先によって量も種類も変わって来ますし、そもそも書類毎に入手先も違いますので、これまた大変です。

 

また、日本のように婚姻届を出すだけでは結婚できず、儀式(結婚式)が必須となる国も世界には多く、結婚手続きそのものに日数がかかることも。

 

そうなると、何回も相手国に渡航するので費用もばかになりません。また、相手国に滞在し続けるという選択肢もありますが、その場合は仕事を休む、もしくは辞めることになりますのでハードルが高いですね。

 

※認証・・・その書類が本物であるとお墨付きを与えること。アポスティーユ認証はその一種。

 

■どちらの母国から国際結婚手続きをするか迷ったら読んでくださいね↓↓↓

www.visaconsultant-lawer.com

 

 結婚後の手続きもあります!ビザ/在留資格

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結婚手続き、住んでいる国だけでもいいんじゃないの?

 

という疑問もあると思いますが、何かと不都合がでてきます。

最も大きな不都合としては、「ビザ(在留資格)」ですね。

結婚ビザ/配偶者ビザと呼ばれる国際結婚者向けのビザがどこの国にもありますが、これを取るためにはお互いの国で結婚手続きが完了していないといけません。

 

面倒だと感じるかもしれませんが、必ず両国で結婚手続きを完了させましょう。

 

そして、結婚完了後にはビザ(在留資格)の手続きが必要になります。

外国人が自国以外の国で住む場合、その国の許可が必要なのです(短期滞在であれば不要な国もあります)。

 

この手続きでも国際結婚と同じように様々な書類を集めることになりますので大変です。

そして、申請しても必ず許可される手続きではありません

 偽装結婚を疑われると許可されにくいですし、その国にとって住んでほしくないと考えられる外国人には許可が下りません。

 

また、ビザ(在留資格)には期限がありますので、数ヶ月~数年後にはビザの更新があります。

そして、ここでも審査があります。不許可となればその国に住み続けることができなくなってしまいます。

 

■海外にいる配偶者を日本に呼ぶ場合のビザの申請方法

www.visaconsultant-lawer.com

 

■日本に住んでいる配偶者ビザを配偶者ビザへ変更する申請方法

www.visaconsultant-lawer.com

 

 

おわりに

以上が国際結婚の大まかな事務手続きの流れになります。

 

普段、関わりの少ない役場・公的機関とのやり取りがありますので、なかなかハードです。

また、日本の公的機関は全国一律の手続きになりますが、国によっては地域毎にルールが違ったり、役場の対応が粗暴であったりで大変です。

 

国際結婚された方のブログを読めば分かるのですが、同じ役場の人でも言っている事が違ったり、明らかに間違っていても認めようとしなかったり...

 

ですので、国際結婚の場合はより一層お二人が協力し合って乗り越えていかなくてはなりません。

時間も、お金も、労力も相当かかります。

くじけそうになることもあるでしょうし、これが原因で喧嘩することもあると思いますが、最後まで頑張ってくださいね。

 

これらの手続きは、あくまでもお二人の結婚生活のスタートですので。

 

 関連記事

■ビザ/在留資格とはなんぞや?

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■手続き・申請方法の問い合わせ先について

www.visaconsultant-lawer.com

 

■参考記事

kekkonvisa.com